********************************************* 2007年、千葉県のお客様M氏より改運のご依頼があり、奇門遁甲玄空術による方位活用旅行のご指導をしました。
M氏は不動産業を営んでおられますが、実行から約1ヵ月後大変良い取引の商談が降って沸いたように舞い込み、今年度分譲の目処が立ったと感謝されました。
M氏はかつて透派の造作法の講習を受講され、透派の講師に2度造作法の指導を受けてその通り実行したが、効果がなかったとのこと。
しかし、私の1回のみの方位指導で顕著な効果を実感されたM氏は、その後事務所とご自宅の陽宅風水現地鑑定、ご親類の陽宅風水書面鑑定の紹介をご依頼になりました。
透派造作法に効果がなかったこと、そして私の玄空術の方位活用には効果があったこと。
過去のお客様で、「HPには都合の良い事例しか載せていないのではないか」と意地の悪い質問をされる方もおられましたが、事実は逆で、この数年間、ご依頼のあった案件については指導後良くならなかった(もしくは結果の出なかった)ものは1件もありません。
その意地悪な質問をされた方も、結果的には私の術力できちんと所期の目標を達成なさいました。
透派造作法につきましては、以下の複数の欠点(欠陥?)を指摘出来ると思います。
(1)応期の判定と行動が不適切
(2)立向盤と座山盤の使用法が曖昧で、「奇門大法」に記された通りに実行しているに過ぎない。
(3)造作法の秘伝書が複数存在し、それぞれ矛盾する記述がある。
1について。「吉凶は忘れた頃に現象化する」ものです。必ずしも透派の算定する応期の通りにはなりません。この点に関する実証データは私の手元に実に豊富に存在します。 したがって透派の算定する応期に目的達成のため強引に行動したところで必ずしも結果は出ません。
奇門遁甲の効果はデジタル的ではなく、むしろアナログ的であるとご記憶下さい。
応期の日時に行動することは結果を促進する場合もあれば、空振りの効果を生む場合もあり、運命とはそこまで都合良く計算し尽くせるものではないとの感を深くするのは私一人のみではないと思います。
要約しますと応期の日時をデジタル的に算定する透派の「応期盤」(天書系天盤)はあくまで事象が生じる日時の目安で、その日時に行動すると必ず効果が生じるというものではありません。またその日時に無効果だとしても別の時期に他動的に効果が生じる場合があります。
次に、「蒔かぬ種は生えない」の諺通り、お客様のM氏は日頃の営業活動で良い縁を作り育てていたという地道な努力があったために私の方位指導で思わぬ僥倖のような効果を得られたとも言えます。
2・3について、透派内部でも諸説があり、このケースではどの方法が良いのか定式化されていない筈です。したがって効果もないと断言出来ます。
ちなみに透派には「六壬方位造作」も存在し、各方法が矛盾撞着し、信頼するに足りません。
なお、透派の講師は途中で辞めて行く人が多いという話を聞きました。
T派造作法は、万策尽きた際に「気休めの咒い」として実行する分には別に構わないと思われます。
「虹色の夢」を見させてくれる素晴らしい開運法です。
このように、呪術性の強い奇門遁甲造作法を過信しない方が賢明ではありますが、命理の先天命・後天運及び相手方との相性などを考慮した上で奇門遁甲造作法を用いるのなら実効性はありますし、私の手元にも成功例のデータはあります。(即ち「光雲流」造作法)
また同時に風水化殺と風水造作、その他風水上の調整を行えば一層絶大な効果が保証されます。
(2012年12月9日光雲記)
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