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鑑定事例(1)




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 2002年11月某日夜、関西在住の運命家某女史の紹介で、拙宅に電話がかかって来ました。

 「現在電話鑑定はやっていないのですが」と前置きした上で、お話をお聞きすると、ご主人が脳溢血で意識不明、2ヶ月前に入院したが手術していない状況で、何とかなりませんかとのこと。(N市在住)

 昭和57年に元の2階建ての家を3階建てに増築したとのことで、「それはお神楽といってやってはいけませんよ」と申しました。その2年後に高血圧だったご主人が脳梗塞になり左半身不随になっていました。

 どうしてこんな目に遭うのか、運命学で解明してほしいといわれ、事情やむを得ないので、その場で「やってしまったことは仕方がないが、出来るだけのことはします。」と返答しました。

 出生時刻が不明のため、ご夫妻の生年月日のみのデータから喜忌を推定し、容態は予断を許さないものの、まだ寿限ではないと判断しました。

 大変幸いなことに、なんと3日後に玄空術の有効な方位があったのです。

 膠着状態を動かす施術としての方位を選択し、奥様に代理で実行して頂き2,3日後に看病に行くことで吉方の良い雰囲気を伝えて下さい、と直ちに手紙をFAXしました。

 事情が事情なだけにいちかばちかの賭けでもあったのですが、その後11月末にFAXでご連絡があり、方位術実行後の当日、病院から急に連絡があり、夕方に病院を替えることになり、前の病院は環境も劣悪で手術せず放置されていたのが、移転先の病院ですぐ手術してもらい、とりあえず命拾いしたとのことでした。

 ただ、意識不明の状態は続いており、術上もこの程度が限度かなと思っております。かなりの事態が生じてからでは「あとのまつり」で、そうなる前に予防するのが運命術なのですが...。

(命運をみたところ、ご本人には心情的にお伝えできない原因がありました)

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